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八王子 社会

公開日:2020.11.26

北原病院G
生活支援を実証実験
「高齢者向け端末」用い

  • 端末=左=とカードのイメージ画像

かざすとタクシー

 北原国際病院(大和田町)などを運営する北原病院グループは12月から、在宅高齢者向け端末を使った生活サポートの実証実験を開始する。

 端末はシステム会社と共同で開発したもの。「タクシーを呼ぶ」「家族に連絡する」などのカードがあり、それらを端末にかざすことで「タクシー会社へ配車の知らせがいく」「家族から電話がかかってくる」などそれぞれ対応がなされる。

 端末の大きさは固定電話ほどで、構成は大きなボタン、非接触カード読み取り機などのみ。インターネットの契約も不要で電源につなぐだけで利用できる。グループ担当者は「スマホなどに不慣れな方でも、直感的に使うことができると思います」と話す。

会員対象「ニーズ知る」

 グループでは12月から3カ月間、グループが提供する会員制サービス「北原トータルライフサポート倶楽部」会員の希望者宅に端末を設置し、実証実験を行う。担当者は「ITリテラシーの低い高齢者がこの端末を使えるかを見ること、このシステムを通じて病院とつながることによる見守りのニーズ調査が主」とその狙い話した。

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