現在、野菜の価格が「お買い得」になっているのをご存知だろうか。
市内の農家が生産した野菜などを持ち寄る直売所・JA八王子園芸センターでは「今年の冬野菜は豊作で、数が沢山でています。台風による影響も受けず、例年よりも暖かかいことが影響しているようです」と話す。
消費者にとっては嬉しい反面、生産する農家にとっては喜べない状況もあるようだ。
コロナも影響
同センターの運営委員会会長で、市内で農家を営む草木弘和さんは「今年はコロナ禍で忘年会が減ったために飲食店での需要が減り、その分の野菜が市場でダブつくために『豊作貧乏ぎみ』です」と話す。
また、暖かいために生育が進み過ぎ、逆に正月準備の頃には供給が足りなくなる恐れもあるという。
「寒くならないと『鍋』の気分にならないですからね。鍋なら野菜を沢山使ってもらえる」と冬の訪れを待ち遠しく感じている。
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