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八王子 文化

公開日:2020.12.17

信松院
今年も雪吊りが登場
滝山町・鈴木造園が施工

  • 雪吊りの様子。木の大きさによって40から50本の縄が使われる

  • 安川専務

 信松院(台町)の庭園に今年も「雪吊り」が設置された。本来、雪の重みで枝が折れること防ぐ目的で設置されるが、信松院では、冬の風物詩として楽しんでもらおうと毎年取り付けている。

 本場・金沢の兼六園の職人の指導のもと、(株)鈴木造園(滝山町)が今月5、6日の2日間にわたって取り付けた。担当した同社専務の安川美智太さんは「入口に近い方は低く設置し、奥に行くほど高くすることで、奥行きを表現しました。寒い日の朝は縄に白い霜が降りて幻想的な美しさですよ」と話す。

七福神ちなみ

 なお信松院は元旦から1月10日まで行われる「八王子七福神めぐり」のスポットの1つで、それにちなんで7本の木に雪吊りを施している。

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