バスケチームに
都立八王子桑志高校(千人町)の生徒が、地元プロバスケチーム「東京八王子ビートレインズ」(B3)の応援グッズを作り、贈呈式を行なった。昨年12月21日、同校体育館に選手らを招き、できあがった手作り横断幕を寄贈した。
グッズ制作は同校1年生による地域貢献活動「人間と社会」の一環として行われた。例年、地元のいちょう祭りに参加し清掃活動などをしていたが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で祭りが縮小したため、代替え案として地元チームを応援することとした。
応援グッズ「応援ステッカー付横断幕」の制作は昨年9月から行われた。1年生212人がそれぞれステッカーをデザイン。出来上がったステッカーは、チーム名と学校名が印刷された横断幕に貼られた。
後押ししてくれる
当日、完成した横断幕が披露されると大きな拍手がおこった。生徒から横断幕を受け取ったキャプテンの大金広弥選手は「どのステッカーもクオリティが高く、上手でびっくりした」と、副キャプテン地久里謙成選手は「気持ちを後押ししてくれそうな作品。とても嬉しい」と喜んだ。生徒を代表し荒井敬宣さんは「1年生全員で作りました。いい結果を出してください。応援しています」とエールを送った。
一方、もう一つの応援グッズ「チアマスク」も進呈された。チームカラーの赤と黒によるもので、こちらも生徒による手作り。1月8日(金)、9日(土)にあるエスフォルタアリーナ八王子(狭間町)での開幕戦で横断幕はお披露目され、マスク200枚は来場者らに進呈される予定。
代表も感謝
贈呈の様子を見守ったチーム代表の室舘勲氏は「手作りで気持ちがこもったグッズはやはり何か違う。エネルギーが宿っている。優勝を目指す中でとてもありがたい」と感謝の意を述べた。チームではお礼として今後、生徒をホーム試合へ招待するそう。
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