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打越町在住山口さん 手仕事愛、触れてみて 主催マーケット 開催100回

文化

掲載号:2021年4月8日号

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マルシェ100回記念チラシを手にする山口さん
マルシェ100回記念チラシを手にする山口さん

 打越町在住の山口幸子さん(52)が主催する八王子手仕事アートマーケットが4月10日(土)、開催100回目を迎える。「手作り作品をもっと気軽に楽しめる場を」と始めて12年目。山口さんは「気負わず、良い加減で末永くをモットーに、居心地のいい場を目指したい」と話す。

 八王子手仕事アートマーケットは、自分で制作した作品のみ販売できるフリーマーケット。8月をのぞく毎月第2土曜日、台町の浅間神社(富士森公園)で開催されている。

 今回のマーケットでは漆塗りの器、竹籠、着物リメイク品、飲食など、プロ、アマ問わず60組以上が参加。各出展者が100回記念の商品やサービスを用意するという。主催する山口幸子さんは「昨年はコロナ禍などで、開催できないことも多く、(100回は)やっと、という思い。作家さんも楽しみにしてくれている。あとは天候に恵まれれば」と笑顔を見せる。

アート もっと身近に

 アートマーケットの原点はフランスで目にしたセーヌ川沿いの大規模なマルシェ。骨董業を営む山口さんは20代から商品の買い付けにフランスを訪れていた。アートやクラフト作品を作家が直接販売できる気軽さに感激したという。

 もともと美術大学で学んでいた山口さん。当時、作家が作品を販売するのは画廊が主流だった。「閉ざされた空間は敷居が高く、作家として続けていく難しさがあった。日本にもフランスのようなマルシェがあればいいなというのはずっと思っていた」という。

 長女の子育てを機に、八王子へ。子ども連れでも楽しめるマーケットをやろうと、浅間神社で骨董市を主催する知人に相談。2010年にアートマーケットを開催した。

ストーリー聞いて

 マーケットには職人の手仕事作品や子どもが買える値段の作品までさまざまな商品が並ぶ。サイズや好みを伝え、洋服のオーダーメイド、以前購入した器の修繕など、作家と来場客の交流がさかん。

 山口さんは「作品に込められたストーリーを聞くと、ものに愛情が芽生える。買わなくてもいいので、ぜひ、足をとめ、作家と会話してもらえれば」と話す。100回目のアートマーケットは4月10日、午前10時から午後3時。雨天中止。出店者などの詳細は同イベントのホームページへ。
 

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