6割が回答
市内北西部の上川地区で活動するNPO法人街づくり上川(高野誠三理事長)はこのほど、地区の町会会員を対象に実施したアンケートの結果を発表した。
アンケートは現状を把握するとともに、まちづくり構想の策定に向けた意見を集めることを目的とした。今年1月から3月にかけて行われ、対象478世帯のうち285世帯と、およそ6割から回答があった。
質問内容は自宅の状況、所有する畑や山林のこと、町内会の取り組みについてなど。地域の課題に対する意見としては「高齢者が増えていること」「身近な店が閉店すること」子どもの数が減っていること」を挙げる人が多かった。また、将来像については「自然環境を活用し訪れる人を大幅に増やす」という意見は2割程度で「今の自然環境に影響ない範囲で訪れる人を増やす」という考えの人は6割近くにのぼった。
アンケート結果は3月28日のワークショップ企画で参加者に配布された。高野さんは「これからの運営に反映させ、しっかり活用していきます」と話した。