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八王子版 公開:2021年11月18日 エリアトップへ

老舗に聞く 八日町の昔と将来

文化

公開:2021年11月18日

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店頭に立つ佳世子さん
店頭に立つ佳世子さん

 モダンな外観の店内に一歩足を踏み入れれば、日本の若手デザイナーが手がけた国産にこだわったものや、ヨーロッパの著名なブランドの帽子が出迎えてくれる。八日町にある帽子のセレクトショップ「mon bibi」(萬栄堂帽子店)は、実は来年で170周年を迎える。嘉永5年(1852)に足袋店として始まった老舗。その頃から店舗の場所を変えていない。店主の今福家は武田信玄御親類衆で450年前からこの地に住んでおり、先代の今福栄一氏が戦後まもなく帽子屋を始めた。現在、5代目の一寿さんが引き継ぎ、妻の佳世子さんが主に店を切り盛りしている。

 「最近はマンションも増えて若い人が街を歩いています」。そう話すのは佳世子さん。一時期は老舗が減り、活気も失われた八日町だが、最近では活気が戻ってきたと感じている。「隣の荒井呉服店さんも新店舗になって戻って来たし、新しい店と昔からの店が混在する街、可能性のある街ですよ」

自由な時代に

 昔のような学生帽もなくスーツも無帽になり、「普段着」として帽子をかぶる人は減ったものの、「だからこそ、男性用も女性用も関係なく、好きなものや似合うものを自由に選び、楽しまれる方が増えました」と佳世子さん。

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