神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
八王子版 公開:2022年7月21日 エリアトップへ

八王子市医師会の会長に先月就任した 鳥羽 正浩さん 八王子市在住 51歳

公開:2022年7月21日

  • X
  • LINE
  • hatena

見込まれた仕事、大切に

 ○…「市の担当課や保健所、病院と話し合い、市民に適切な医療を提供することが医師会の役割」と語る。理事に就いてまだ浅い方だが、コロナ下で実務に携ったことから会長に。「関係機関が自治体をまたがず八王子で完結するため実行は早い」。感染拡大時は、毎週のように関係者とのウェブ会議に出席。コロナ病床をひっ迫させない医療支援、スピード重視のワクチン接種など八王子独自の取り組みは他都市から注目を集めた。

 ○…八王子市出身。両親、祖父母と医師の家系で育った。高校卒業後、日本医大へ進学し自身も医師の道へ。「自分を見込んできた仕事は断らない」を心に刻む。それは若手時代の上司の言葉。研修先の病院で学会発表や論文提出など、厳しいノルマであまりの忙しさに仕事を断ったときにかけられた。「これから先、自分を名指しで来た仕事は断ってはいけないよと言われてね」。それ以来、人柄や能力を見込まれて依頼された仕事は引き受けている。

 ○…10数年前、当時の会長から頼まれ感染症担当に。感染症は専門外。だからこそ、コロナ下では「八王子の医療を守るために診療所の医師としてできること」を明確にした協力を会員に求めることができた。発熱外来を実施する診療所は約8割。全国でも突出している。「診療所はここまでやる、という基準を示すことで皆が目標に向かって動ける。コロナで痛感した」という。

 ○…急拡大する第7波について「数に踊らされないこと。新規感染者数より、重症化や命を落とす割合、病床数の状況を注視したい」と冷静に構える。「コロナがどんなものなのか見極めも重要」とも。会議など忙しい日々が続く中、関係機関と連携し、八王子市民の健康を守っていく。

八王子版の人物風土記最新6

熊倉 広志さん

2月末で終了したデジタル地域通貨「桑都ペイ」の共同分析研究を行う

熊倉 広志さん

中央大学多摩キャンパス在勤 62歳

5月2日

佐藤 利男さん

4月27日・28日開催のフラワーフェスティバル由木祭典委員会の会長を務める

佐藤 利男さん

松木在住 71歳

4月25日

難波 空良さん

第42回JSBA全日本スノーボード選手権大会のスノーボードクロス部門で優勝した

難波 空良さん

散田町在住 18歳

4月18日

松下 耕さん

児童合唱団「はちおうじキッズシンガーズ」の主宰者で作曲家・合唱指揮者の

松下 耕さん

絹ケ丘在住 61歳

4月11日

金井 直子さん

文部科学大臣表彰を受けた「星とおひさまFikaキャラバン」の代表を務める

金井 直子さん

下柚木在住 64歳

4月4日

中野 太郎さん

設立10周年を迎えた「八王子ナポリタン倶楽部」の会長を務める

中野 太郎さん

弍分方町在住 44歳

3月28日

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

  • 11月23日0:00更新

八王子版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook