プロ野球のドラフト(新人選手選択)会議は10月20日に行われ、創価大学の門脇誠選手(21)が巨人から4位、中央大学の森下翔太選手(22)が阪神から1位、北村恵吾選手(21)がヤクルトから5位指名を受けた。3人は同日、八王子市内の各キャンパスでそれぞれ喜びと抱負を語った。
父親と共に
創価大学法学部4年で主将の門脇選手は、50メートル5秒8の俊足に強肩好守、広角に打てる打撃が長所の内野手。20日の会見では「小さいころからずっと育ててくれた『お父さん』に結果で恩返しできたのは一番うれしい」と胸中を明かした。
経験者ではない父親の寿光さん(50)に2歳から野球を教えてもらい、3歳から父子家庭で姉と共に過ごしてきた。「親としてできることをやろうと続けてきた結果。プロの姿を見られるのが楽しみ」と寿光さん。門脇選手は「全ての方々に応援される選手を目指す。皆さんに元気や勇気を与えたい」と笑顔で語った。
好打者2人 歓喜
中央大学では、商学部4年の2人に吉報が届いた。東海大相模高校では通算57本塁打を記録し、今年は侍ジャパンの大学代表にも選ばれた外野手の森下選手。「大学では1年目から使ってもらえたことに感謝」とし「1年目は新人王、いずれは三冠王を獲りたい」と語った。主将で内野手の北村選手は、勝負強い打撃が持ち味。「長く選手生活を続けたい。目標は打点王」と力を込めた。
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