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公開日:2022.11.03

第二小
30年越し カプセル展示
150周年記念し、11日から

  • 30年前に書かれた作文

  • 掘り出された作文や記念誌を手にする村松さん(左)と戸田さん

  • 重機で掘り起こしたタイムカプセル=村松さん提供

 創立150周年を今年迎えた八木町の八王子市立第二小学校(土屋栄二校長)は、記念事業の一環として6月に掘り起こしたタイムカプセルの展示と引き渡しを、11月11日から13日まで行う。タイムカプセルは30年前、120周年事業で埋められたもの。当時の在校生が書いた作文や記念品が展示される。

 埋められていたのは、当時の在校生約650人が書いた「30年後のこと」と題した作文や120周年記念誌、ビデオテープ、新聞など。120周年記念事業の一つとしてタイムカプセルを提案したのは、当時PTA会長で現在は150周年実行委員会の委員長を務める戸田弘文さん(77)と、当時の教頭先生。戸田さんは「何か残さなきゃいけないと思って。150周年に向けて30年後に開けるタイムカプセルがいいかなって」と経緯を語る。

二宮金次郎 目印に

 タイムカプセルを埋めたのは1991(平成3)年6月8日。二宮金次郎像を「目印」に、深さ約1・3メートルの穴を重機で掘削。作文などを収めた金庫を埋めた。

 同実行委員会のメンバーの一人で当時6年生だった村松英二さん(43)は、埋める様子を目の前で見守った。「『30年後の自分は想像もつかない』と思っていたことをよく覚えている」と振り返る。村松さんの作文では「環境破壊が恐ろしいことになっている」と未来を予測。「遺跡発掘のおじさんか、八王子城の研究者になるかもしれない」と将来の夢が書かれていた。

発掘に安堵

 150周年の2022年6月5日、土屋校長や同実行委員らが立ち合い、重機で掘り起こした。「いよいよだなと感じた」と期待を膨らませた村松さん。一方、戸田さんは「校庭も何度か工事をしているので、なかったらどうしようと思っていた。蓋が出てきて、ああよかったとホッとした」という。

 湿気のせいでカビが生えているものもあるが、読める状態の作文が多い。戸田さんの提案により、今回展示することになった。戸田さんは「地域の人から『本当にあったんだね』と言われる。せっかくの機会。多くの人に見ていただきたい」と語る。

 展示場所は第二小学校ランチルーム。1991年当時、同校に在籍していた児童(1979年4月2日から1986年4月1日生まれ)の作文などを展示する。午前10時から午後5時。作文の引き渡しには、本人または家族が来校し、身分証の提示が必要となる。

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