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公開日:2023.02.16
八王子市予算案
駅周辺整備に9.9億
集い拠点整備が本格化
八王子市は2月9日、2023年度の当初予算案を発表した。石森孝志市長は会見で、八王子駅南口集いの拠点や高尾山口駅前公園整備に関する事業の本格化に言及。主要駅周辺整備に約9億8600万円を計上する。
2026年度開館を目指す子安町の八王子駅南口集い拠点整備に、約8億7400万円を盛り込む。3月にはPFI事業者と事業を締結。新年度から既存施設の旧医療刑務所の解体や施設設計を開始する。集いの拠点へ通じる「とちの木通り」のにぎわい創出に向けた検討も行う。石森市長は「八王子の顔となる八王子駅周辺整備には強い思いがある。ようやく動き出した。工事を順調に進め、市民に喜んでもらえるまちづくりを目指す」との考えを示す。
高尾山口駅前の公園整備に9千万円を計上する。東京都が進める駅前の案内川の整備工事が完了する23年度、公園工事に着手。24年度に併用を開始する予定。石森市長は「多くの登山客が訪れる高尾山なので、下山した後も立ち寄れるような場所にしたい」と思いを込める。
西八王子駅周辺地区のまちづくり支援には約1千万円を充てる。西八王子駅周辺地区の活性化に向け、住民らによるワークショップの開催、都市計画調査を行う予定だ。
市税 約28億円増
市の23年度の一般会計は、前年度比90億円増の2173億円。市税は約930億4700万円で、前年度より約28億円増えた。次年度は市が新たに策定した八王子市基本構想・基本計画「八王子未来デザイン2040」の1年目にあたる。
今回の予算編成は基本計画で掲げる3つのテーマ▽未来の主役づくり▽未来へのつながりづくり▽ 未来に続く都市づくり--に沿った重点事業を進めていくとしている。
出産後2カ月未満の産婦を対象とした健康診査(約1500万円)や、ひとり親家庭の子どもの生活・学習支援(約900万円)などを重点事業に掲げる。
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