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公開日:2023.04.13
ボルダーW杯
八王子で4月21日開幕
38カ国 選手170人が熱戦
「ボルダー(ボルダリング)」のワールドカップが4月21日から23日の3日間、狭間町のエスフォルタアリーナ八王子で開催される。2019年のクライミング世界選手権以来、4年ぶり4回目となるスポーツクライミングの世界大会。6日時点で38カ国、約170人の選手が出場予定で、日本からは男子12人と女子11人が大舞台に臨む。
今大会「IFSCボルダーワールドカップ2023八王子」は、国際スポーツクライミング連盟(IFSC)と公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)が主催。21日(金)に男女予選、22日(土)は女子準決勝と決勝、23日(日)は男子準決勝と決勝が行われる。同協会の決定により「ボルダリング」は「ボルダー」という呼称に4月から変更された。
東京2020オリンピックの追加競技決定後、国内初となるスポーツクライミングワールドカップが2017年にエスフォルタアリーナ八王子で開催。18年のワールドカップと19年の世界選手権も同会場で開催し、今大会が4回目の世界大会となる。
協会 市長を表敬
4月6日には、JMSCA・丸誠一郎会長、市内在住の小日向徹副会長らが市役所を訪問。石森孝志市長と懇談した。丸会長は「2022年の国別ランキングで日本は1位。この競技をけん引する国として、この大会を八王子市の協力のもと成功させたい」と強調。石森市長は「日本人選手が活躍していて、東京オリンピックでも注目度が上がった」と期待を寄せる。来年のパリオリンピックに向け、今大会でも参加国の上位争いが繰り広げられる様相だ。
多くの市民に今大会を観戦してもらおうと、八王子市は21日(金)、市内の小中学生を申し込み不要で無料招待する。エスフォルタアリーナでは大会中、サブアリーナで物販や飲食の出店、競技体験、パブリックビューイングなどを予定。チケットなしで楽しめるスペースを提供する。
観戦チケット情報はJMSCAの公式サイト。
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