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公開日:2023.11.30

市内在住深瀬さん
GY(グローバルユース)国連大使として活動
JCI事業 全国20人に選出

 日本青年会議所主催の青少年育成プロジェクトで、今年度のグローバルユース国連大使に選ばれていた市内在住の高校生・深瀬愛(まな)さん(17)=写真=が今月、その活動を終えた。深瀬さんに話を聞いた。

 このプロジェクトは、国際的な視点や感覚を持った日本の未来のリーダーを育成することを目的に、全国の中高生を対象に2011年からスタート。世界の文化や価値観に触れ、世界平和の実現にむけて学ぶ研修プログラムだ。応募者からの作文と英語のスピーチを元に選考会が行われ、今年度は全国から20人がグローバルユース国連大使に選ばれた。

 「うれしかった。いい経験ができるとワクワクしました」と話す深瀬さん。幼少期をドイツで過ごし、多国籍な友人に囲まれた経験から「世界をもっと知りたい」という気持ちがあったという。選考会のスピーチでは「Happiness for all the children(すべての子どもたちに幸せを)」を活動テーマに掲げた。

 活動は春のオンライン研修からはじまり、東京や広島の原爆ドーム、カンボジアの戦争博物館などを見学。現地の人と触れ合う機会もあり、充実した時間をすごした。

 帰国後は、八王子青年会議所のサポートで石森孝志八王子市長や安間英潮教育長、萩生田光一衆議院議員などを表敬訪問。大使の啓発活動の一環として、体験し感じたことを報告した。

物売りの兄弟戸惑い動けず

 深瀬さんにとって印象的だったのはカンボジアで出会った物売りの兄弟。子どもとは思えない無表情で、ポストカードを買ってと差し出す子を前に「とても戸惑ってしまった。何もできませんでした」と振り返る。帰国してからも買うべきだったか否かを考える日々が続いた。

 深瀬さんは帰国後の啓発活動の中でこのエピソードを紹介し、政治家や母校の後輩たちに「あなたなら買いますか?」と問いかけた。「買うと答える人が多かった。私も現地に行かなかったら買うと答えたと思う。でも実際には買えなかった。正解はないけれど、今度は買いたい」と話す深瀬さん。

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