自分が亡くなった後について、お盆休み中に家族と話し合ったり、一人で考えていて不安になった人もいるのでは。

　相続や遺言について基礎から楽しく学べる「相続・遺言〇×セミナー」が、９月５日（木）と10日（火）に八王子オクトーレ12階で開催される。午前10時〜11時。初心者対象。

　地元八王子で２千件以上の遺言書作成や相続手続き相談を支援してきた「相続の専門家」、荒井兄吾さん（行政書士法人 相続ワンストップ代表）が、〇×のカードを使って相続・遺言についてわかりやすく解説する。事前予約制で各日先着12人。書類代１００円。終了後、希望者には個別無料相談も受け付ける。

手製の遺言書20年後に無効と判明

　最近増えているのが自作の遺言書。だがいくら本やネットを参考にし、公証役場に相談して作っても、いざ執行となった20年後に不備が見つかり「無効」になった例も。「執行時に法律や相続人の状況が変わっていても有効な遺言書を作っておく必要があります」と荒井さん。複雑な手続きも任せられるため、専門家を頼ることも必要だ。

　「遺産分割のトラブルは、誕生日ケーキの取り合いに似ています」と荒井さん。切り分け方でケンカになればケーキの味も台無しになり、家族関係にもしこりが残ってしまう。「これでは本末転倒。損をしたくないという皆さんの気持ちを理解した上で、知識や経験をもとに中立な立場で分割を円満に取りまとめるのが私の仕事です」

■行政書士法人相続ワンストップ【電話】０４２・６８６・３８１６

行政書士法人 相続ワンストップ

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