八王子 社会
公開日:2025.08.21
穎明館高等学校
かるた読手コンで優秀賞
石飛さん 全国2位相当
館町の穎明館中学高等学校に通う石飛ららさん(6年)が、7月27日から香川県で行われた「第49回全国高等学校総合文化祭(かがわ総文祭)小倉百人一首かるた部門読手コンクール」で優秀賞を受賞した。石飛さんは、「練習試合などを通してかなり自信がついた。優秀賞(全国2位)だったが貴重な経験ができ、喜びと感謝の気持ちでいっぱい」と大会を振り返った。
競技かるたは、小倉百人一首の歌が書かれた札を使って行われる札取り合戦。漫画『ちはやふる』などでも注目されているが、札の取り手だけでなく札の読み手たちにも大会がある。
今回、「文化部のインターハイ」とも呼ばれるかがわ総文祭に出場した石飛さんは、同校かるた部に中学1年生の時から所属。取り手としても練習するなかで読み手のおもしろさに気づき、昨年夏頃から本格的に読み手の練習を開始。顧問の三塚楓己教諭の指導のもと、昨年10月にエントリーした第33回全国高等学校小倉百人一首かるた読手コンクールで上位3人に与えられる優秀読手の座を獲得したことで、かがわ総文祭への切符を手にしていた。
かがわ総文祭では、実際に行われるかるた大会の読手を務めるかたわら、審査の対象に。「ほとんど緊張せず挑めた」という石飛さんだが、長時間歌を読み続けるなかで気力と体力を使い、「気づいたときには綺麗な声で間隔を完璧に持続し続けることに限界がきてしまい、ペースが乱れてしまった」とコメント。三塚教諭は、「大きい会場でマイクを使っての読みは苦戦したと思うが、今までの練習の成果を存分に発揮した良い読みだった」と称賛した。
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