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八王子 社会

公開日:2025.09.25

八王子市戦没者遺品展
350人が実物と対峙

 2回目の開催となった八王子市遺族会が主催した「戦没者遺品展示会」が8月28日から3日間行われ、約350人が来場した=写真。

 会場となったJR八王子駅南口総合事務所の多目的スペースに母親と訪れた山本虹音さん(横山第一小6年)は「夏休みの宿題で八王子空襲の事を調べていた。これまで本物を見る機会がなかった。(出征の日の)手紙を見た。どんな気持ちで書いたんだろう」と話していた。

 初開催は2019年。好評だったものの展示品の管理や保管の難しさから継続的な開催には至っていなかった。戦後80年の節目を迎え「若い人に知ってもらいたい」と開催を決めた。馬場貴大会長は「継続してほしいという声を多くいただいた。戦争の事実に向き合う場づくりの大切さを深く感じた」と話した。

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