多摩市をホームタウンとする東京ヴェルディ(J2リーグ)の選手らがキャンプにのぞむ様子などを写したパネル展が先月末、落合の商業施設内で開かれた=写真。
「ヴェルディギャラリー」と名づけられたこの展示会は毎年、Jリーグの開幕前に行われているもので、今年は新型コロナの影響で選手のお披露目式などを中止するなど、例年よりも規模が縮小して開催された。
15回目
15回目となる今回は商業施設の飲食店が並ぶフロアに飾られたこともあり、時より家族連れがパネルに写る選手らの顔を覗き込むように眺める姿が見られ、「多摩センター地区の活性化につながる催し。可能な限り開きたかった」と主催する多摩センター地区連絡協議会の加藤僚・事務局長。ヴェルディは同会の賛助会員として名を連ねており、「チームを盛り上げていきたい」と笑顔をみせる。
開幕戦を勝利
ヴェルディは先月末行われた、愛媛FCとのJ2開幕戦を3対0と快勝。序盤から主導権を握り、後半にもダメ押しとなる追加点を加えるなど、持ち味の攻撃サッカーを展開し、今シーズンの活躍を期待させる船出となった。
一方でこの試合で注目を集めたのが、途中出場したMFの橋本陸斗選手。15歳での出場で、J2のプロデビュー最年少記録になったという。
次戦は、7日(日)のモンテディオ山形戦。ホームの味の素スタジアム(調布市)で行われ、チームは今シーズンから試合で勝利した場合、ホームゴール裏で選手の代表者が挨拶した後に、その選手が音頭を取り、ファンと共に手拍子(ヴェルディクラップ)を打ち、皆で喜びを共有するようにするのだという。
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