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公開日:2026.07.16
多摩市出身三澤さん 芸術選奨文科大臣新人賞に 弦楽四重奏団活動が評価
多摩市出身のヴァイオリニスト、三澤響果さんが昨年度の芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞ことを受け7月6日、阿部裕行市長を表敬訪問した。弦楽四重奏団「クァルテット・インテグラ」の第一ヴァイオリンとして活躍、多くの賞を得るなど海外での精力的な活動などが評価された。
芸術選奨は、演劇や映画、音楽、舞踊、文学などの部門から、毎年、文化庁が選び表彰しているもの。芸術分野において、国内外で優れた業績をあげた人、またはその業績によってそれぞれの部門に新しい分野や境地を開いた人を選奨している。文部科学大臣賞、同新人賞をおくることによって芸術活動の奨励と振興を図っている。受賞者には賞状と賞金が贈られる。
二小、和田中卒業
5歳からヴァイオリンを始め、市立多摩第二小学校、和田中学校を卒業した三澤さんは、桐朋女子高等学校音楽科(調布市)に進学。在学中の2015年に弦楽四重奏団「クァルテット・インテグラ」を結成した。
現在、三澤さんのほか、第二ヴァイオリンの菊野凜太郎さん、ヴィオラの山本一輝さん、チェロのパク・イェウンさんの4人で活動している。文化庁では同グループについて、「アンサンブルの緊密さや解釈の清新さと大胆さにおいて、頭一つ抜けている。日本発の弦楽四重奏団として、今後、世界の第一線で活躍するであろう」などと評価している。
グループは初
三澤さんは「この賞をグループが受賞するのは初めて。活動を評価していただきありがたいこと」と喜びを表した。阿部市長は「受賞は素晴らしい。ぜひ間近で演奏を聞いてみたい」と話し、日本のモダニズム建築として評価されている旧多摩聖蹟記念館での演奏を提案していた。三澤さんは「(母校の)多摩第二小でも演奏をしてみたい」などと話していた。
同グループは、2021年にバルトーク国際コンクールで優勝。翌年、ミュンヘン国際音楽コンクールにて第2位および聴衆賞を受賞。25年にウィグモア・ホール国際弦楽四重奏コンクールで第3位に入賞した。今年は第38回ミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞を果たすなど実績を上げている。
地域活動に力
また、同グループが所属するクラシック音楽事務所のジャパン・アーツは、所属アーティストを全国の幼稚園や小中学校、福祉施設などに派遣するアウトリーチプログラムを行っており、三澤さんらも新潟県十日町市でアウトリーチ活動を展開している。
三澤さんは「大事な活動で、多摩市でもしてみたい。小さな子どもたちと触れ合う機会を増やしたい」と展望を語った。
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