保土ケ谷区 人物風土記
公開日:2026.07.16
納税意識の向上などを図る保土ケ谷間税会の会長を務めている 井上 康久さん 狩場町出身 51歳
「率先垂範」で情熱注ぐ
○…今年6月3日から約160人をまとめる舵取り役を担っている。「e―Tax」による納税者の利便性向上などを広報し、会員数を180人に増やすことが目標の一つ。保土ケ谷法人会や保土ケ谷青色申告会などの税務関係団体との連携強化を図り、適正納税の推進に取り組む。「遠藤昇前会長をはじめ、歴代の先輩方がつないできたバトンをしっかりと引き継いでいきたい」と責任感をにじませる。
○…業務用の冷蔵庫やエアコン部品の製造などを行う会社を経営。所在地は大和市だが、創業者の祖父は保土ケ谷区で会社を興した。自身は狩場町で育ち、地元の商店街で買い物をしたことは良い思い出だという。通っていたスイミングスクールが閉店するなど、保土ケ谷の街並みは様変わりしたが、「保土ケ谷税務署周辺は宿場町の面影が残り、緑豊かな保土ケ谷公園は地元の誇り」ときっぱり。変化と伝統が共存するまちを愛する。
○…租税教育の向上にも情熱を注ぐ。「税の標語」などを通じ、子どもたちが早い段階から納税の価値を理解することを願う。「道路や公共施設など子どもたちにとっても身近な社会インフラは、税金によって維持されている。納税は安全で豊かな暮らしの基盤を支える大切な仕組み」と話し、若い世代に呼び掛けることが間税会の役割でもあるという。
○…地域社会への貢献は税の分野に留まらない。大和・綾瀬地区事業防犯連絡会の会長を務め、企業の立場からまちの防犯対策を推進している。間税会の活動とは領域が違うが、「社会を良くしたい」というゴールは同じだという。「自分から先頭に立ってやらないと」―。「率先垂範」をモットーに、リーダーとしてこれからも全力で現場を奔走し続ける。
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