実刑が確定し、横浜地検が収容しようとした際、愛川町から刃物を持って逃走した男の事件は、厚木市・愛川町の小中学校が2日間にわたり休校になる騒動に。大和市でも、複数の小学校でキャンプが中止になるなどの影響がでた。
男が逃走したのは、6月19日水曜日の午後。大和トンネル通過などの目撃情報が出た後、夜になり厚木市内で車を降りたことなどが、木曜日(20日)の朝になって報道された。
男の足取りが不明なことから、厚木市と愛川町をはじめとする近隣市では20日と21日を小中学校休校とするなどの対応が取られた。
大和市教育委員会指導室では20日 、市内の小中学校に、教職員による見守りのもと、集団下校を指示。保護者にpsメールで、その旨を知らせるとともに、男が市内にいる可能性も報道されたことから、21日(金) 午前6時30分を目途に、状況次第では、休校とすることを事前通達した。
指導室では木曜日夜から金曜朝にかけての警察からの情報を総合的に判断。21日の午前6時30分の時点で男の身柄確保の情報はなかったが、教職員が通学路に立っての集団登校、集団下校を継続、青色防犯パトロール車によるパトロールの強化で休校を回避した。市内では、中学校がテスト期間中で、部活動が無く、集団下校が可能だったことも幸いした。
土曜日(22日)は、大和小、桜ヶ丘小、緑野小の3校で土曜参観が予定されており、青色パトロール車を各校周辺に出し、登下校時間帯にパトロール。学校は午前授業だったため、保護者同伴での集団下校とした。
一方で、週末に5年生が愛川町の愛川ふれあいの村で宿泊野外活動(キャンプ)を予定していた文ケ岡小(木・金)、草柳小、大野原小(共に金・土)、福田小(日・月)は、引率の教員の数が限られるなど安全を考慮し、それぞれ延期とし、通常授業となった。
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