県立大和南高校3年の齋藤愛さんが8月24日に群馬県で開催される第92回関東陸上競技選手権大会の女子400mハードルに出場する。
齋藤さんは、インターハイにつながる6月15日の南関東高校選手権大会で、自身の力を発揮できずに涙をのんだ。しかしその8日後に行われた大学生や社会人とも競う県大会で、15日のタイムから3秒以上縮めて4位入賞。関東大会への進出を決めた。「心を落ち着かせて、自分がやってきたこと信じて臨んだ。関東大会に進めて嬉しい」と笑顔を見せる。
中学時代は長距離、高校入学時は短距離に取り組んでいた齋藤さん。高校1年の冬に400mハードルに転向すると、右肩上がりで実力をつけてきた。齋藤さんは「高校生活最後の400mハードル。悔いのないよう全部出し切り、笑って終わりたい」と意気込んだ。
全国で600mに挑戦
齋藤さんは5月の県高校陸上選手権で標準記録を突破したことで、8月31日に大阪府で開催される第7回全国高等学校陸上競技選抜大会の女子600mにも出場する。同大会は専門外種目に挑戦する機会を提供するための全国大会。齋藤さんは、ハードルもなく、距離も異なる600mは初挑戦。「実は、『本職』のハードルに影響しないよう、まだ一度も600mを走ったことがない。ただ同じ条件で誰が勝つかわからない面白さがあるので初の全国を楽しみたい」と白い歯を見せた。
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