大和市は5月6日、新型コロナワクチンの接種を実施する医療スタッフに、市立病院の口腔外科の歯科医師が参加すること決定した。歯科医師のワクチン接種参加決定は、全国で2例目。
歯科医師の参加は、厚生労働省が、首長が集団接種に必要な医師や看護師等が確保できないと判断した場合に医師会の合意等の条件を満たすことで、容認していた。
大和市では、国が接種を前倒し「65歳以上のワクチン接種を7月末までに終えるように」との方針を受け、市立病院に協力を要請。同院歯科口腔外科の歯科医師・小澤知倫氏の参加協力を得た。
小澤氏は、早ければ今月末に始まる「別動隊」が行う接種に参加する。別動隊の接種会場は、最寄り駅から距離があり、医療機関が少ない県営いちょう下和田団地とUR上和田団地に設置される予定。歯科医師の参加で、当初週2日の開設日を、週3日に増やすことが可能になったという。
歯科医師の参加で、医療スタッフの確保と通常診療に係る業務量の平準化を図る。なお予診や接種時のアナフィラキシーなどへの対応は、帯同する医師が行う。
今回の取り組みに大木哲市長は「別動隊の活動を一回でも増やすため、口腔外科の歯科医師の協力を市立病院に要請したところ快諾を得た。感謝するとともに、接種における歯科医師の活躍に期待している」と語り、7月末の接種完了に意欲を示した。
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