大和高校陸上部の岩永渚沙さん、瀬田蒼葉さん、村田陽美(みなみ)さんの3年生3人が、6月18日から21日まで等々力陸上競技場(川崎市)で開催された関東大会に揃って出場した。5000m競歩の岩永さんとやり投の瀬田さんは、7月28日(水)から福井県福井市で開催される高校総体(インターハイ)に出場する。
「悔しい」優勝競歩・岩永さん
女子5000m競歩の岩永さんは県予選を1位で通過。関東大会も優勝し、インターハイを勝ち取った。
前半飛ばしすぎ、バテてしまった県予選を反省し、関東大会では前半抑えて入ったもののペースが合わず苦戦。後半ペースを上げた際に2回の違反歩行を取られるなど納得のいかない悔しい優勝となった。インターハイでは23分台の自己ベストを出し、入賞を目指す。
「コツ掴んだ」やり投・瀬田さん
女子やり投の瀬田さんは、県予選を4位で通過。関東大会では自己ベストとなる42m06を出し、6位入賞でインターハイ出場を決めた。投げる時の動作で大会1週間前にコツを掴めたという瀬田さん。4投目に自己ベストを出したが、残りの2投で「欲が出て力んでしまった」とさらなる記録更新がならず残念がる。インターハイでは記録を46mまで伸ばし、8位入賞を目標に掲げる。
自己ベストで関東円盤投・村田さん
女子円盤投の村田さんは、県予選で自己ベスト(32m53)を記録、4位で関東大会出場を決めた。関東大会では円盤を投げる際、右方向にすっぽ抜ける悪い癖が修正できず3回連続ファール。記録なしで4投目以降に進めなかった。「修正力がなかった。自分に自信が持てず、真っ白になってしまった」と悔しさを滲ませた。
同校の3年生女子部員は3人のみ。インターハイ出場が叶わなかった村田さんは「1年生の時から2人の頑張る姿を見てきているので全国大会でも自分の力を発揮してほしい」とエール。また生方(うぶかた)光貴顧問は「初めての全国大会。残り4週間で足らない部分を自覚しベストな状態で戦ってほしい」と期待を寄せた。
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