本選で演奏する原田君
(一社)全日本ピアノ指導者協会が主催する「第45回ピティナ・ピアノコンペティション」ソロ部門Ｊｒ．Ｇ級の全国大会が８月18日、都内の第一生命ホールで行われ、福田在住の原田怜君（15）が金賞を獲得した。
ソロ部門は未就学児から成人までを対象とした11段階からなる部門で、優れた音楽的才能を発掘・育成するもの。Ｊｒ．Ｇ級は高校１年生以下または15歳以下が出場できる。
桐朋女子高校（共学）音楽科の１年生の原田君は本選でハイドンの「ピアノソナタ 変ホ長調第１楽章」、メンデルスゾーンの「無言歌ホ長調 甘い思い出」など３曲を演奏。ハイドンのピアノソナタでは「自然の水や森林」を思い浮かべながら、メンデルスゾーンの甘い思い出は「我が子を包み込むイメージで」弾いたという。
受賞を受けて原田君は「金賞は驚きだった。１曲ずつ自分なりのイメージを持って演奏したことが審査員やお客さんに伝わったのでは」と振り返った。
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