横浜国立大学地域連携推進機構が実施する神奈川県内全域にわたるスタンプラリー「神奈川の美しい広葉樹林50選」に、大和市から泉の森(上草柳)が選ばれた。
スタンプラリーは県内の地域活性化と健康促進事業として、森林保全再生への理解や新型コロナウイルスによる県民の運動不足解消、県内の観光振興が目的。期間は2024年3月まで。
かつて里山の広葉樹は薪や炭以外にも、家具や農具の材料として広く活用されていた。しかし経済成長の過程で里山の数は減り、近年は森林病害虫であるカシノナガキクイムシが原因の「ナラ枯れ」の被害が急速に拡大。里山は危機的状況を迎えている。同機構は県内に残る広葉樹林を紹介し、樹林の保全・再生を図る行動が広がることも視野に入れる。
泉の森選定の理由を同機構では、引地川源流の広大な森であること。県天然記念物のシラカシ林があること。植物の種類が多いこと。水鳥が多く飛来すること。神奈川の美林50選に選ばれていること、などを挙げる。
スタンプ台紙とスタンプは泉の森にある自然観察センターしらかしのいえ入り口付近に設置され、誰でも手に入れることができる。詳細・問い合わせは同機構のホームページhttps://www.chiiki.ynu.ac.jp/woodykanagawa/index.html
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