意見広告 持続可能な財政運営は大きな課題、市は長期財政収支の試算を 大和市議会議員 福本たかふみ
大和市には大小140超の公共施設があります。人口増加が著しかった1960〜80年代にかけて集中的に整備され、現在、築30年以上の施設が全体の約7割と、老朽化等の課題は深刻です。
他市では施設の統廃合を検討中のところもありますが、大和市は現在も人口が増加傾向にあり、20年後も21万人以上と予想されるため、施設の統廃合は現実的でなく、市も公共施設の数は現状維持を基本としています。
しかし、公共施設は建築後数十年間にわたり多額の維持・管理費や修繕費等が必要で、財政への影響は甚大です。人口減少・少子高齢化等による歳入減少も予見される中、持続可能性を考えるなら行政は長期財政収支の試算をすべきです。
長期財政収支とは、持続可能な行政運営を確保するために試算する将来の財政状況の推計を指します。試算を開始した相模原市では、一般財源ベースで令和9年度に約134億円の歳出超過の見通しが判明しました。
私は以前、一般質問で長期財政収支を扱いましたが、市は試算に消極的な反応でした。恐らく厳しい数字が出てしまうためかと思いますが、もしそうであるなら問題です。将来、債務超過が見込まれるならば、事前の対策を講じる必要があります。市として不都合な数字になるかもしれませんが、これで行政も税金の無駄遣いをしている場合ではないことが分かるはずです。
福本たかふみ
大和市桜森2-22-2
TEL:090-2727-0317
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