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公開日:2026.05.22
自転車の一時停止守って 青切符0件も、指導警告516件
改正道路交通法の施行に伴い、16歳以上が運転する自転車を対象とした「交通反則通告制度(青切符)」の運用開始から2カ月が経過しようとしている。県内で交付された青切符は4月30日時点で30件。藤沢市内では0件だったものの、交通違反の自覚を促す「指導警告票」の交付数は藤沢、藤沢北警察署を合わせて516件に上った。内訳は一時不停止が最も多く、両署は引き続き交通ルールの啓発に努める構えだ。
青切符は、自転車の交通事故抑止や手続きの簡略化を図るため、今年4月から導入された。交付された場合は、自動車やオートバイと同様に反則金を納めなければならない。
導入以降の1カ月間に県内で交付された青切符の違反内容は、指定場所一時不停止が19件と最多で、次いで遮断踏切立ち入りが6件、歩道徐行義務違反が3件、信号無視が1件、携帯電話の使用等が1件だった。
青切符制度が自転車にも適用されるようになってから北署交通課では「警察官やパトカーを見て止まったり、降りたりする人が多くなった」といい、制度自体が事故抑止につながっている状況がうかがえる。
一方、青切符には至らないものの、交通違反に対して発行される指導警告票の内容としては「指定場所一時不停止」が藤沢署で112件、北署で56件と同期間でいずれも最多だった。北署は「見通しが悪い交差点などに一時停止が指定されている。そうした場所は相手からも見えづらく危険なことが多いため、自転車も一度停止して周囲を確認することが重要」と指摘する。
次いで、藤沢署では無灯火92件、北署では通行区分違反32件の指導警告票が交付された。同課は「今まであまり徹底されていなかったが本来、歩行者は歩道、自転車は車道を通行するのが基本」と改めてルールの順守を呼びかけている。
重点地区で啓発
市内では昨年1年間に967件の交通事故が発生した。そのうち自転車による事故は270件だった。
両署では特に交通事故が多発しているエリアを「自転車指導啓発重点地区・路線」として定め、周知している。
藤沢署管内では、交通量の多い国道467号と、狭い道が多く自転車関連の事故が多発している鵠沼海岸を指定。藤沢北署管内では、いずれも自転車利用者が多い石川・大庭地区、湘南台1〜4丁目、国道467号、県道43号を指定している。
同課は「地域の子どもたちにとっていい手本となれるよう、大人も今一度交通ルールを振り返って学び、交通安全に努めてもらえたら」と話している。
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