足柄 人物風土記
公開日:2026.05.23
4月から神奈川県西エリアの発達障害者地域支援マネジャーを務める 石飛 信彦さん 開成町在住 51歳
個性を尊重した環境に
○…学校や福祉施設など地域の支援機関に専門的な助言や調整を行う「発達障害者地域支援マネジャー」に4月に着任した。発達障害の1つである自閉症に「脳のタイプの違い。彼らにとって世界をわかりやすく翻訳するのが私の役割です」と力を込める。開成町の放課後デイサービス「トゥモローランド」の管理者兼児童発達支援管理責任者を務めながら、講師として正しい理解を広める研修に奔走する。
○…大阪府出身。大学卒業後、横浜の障害者支援施設で15年間勤務し、自閉症の当事者とその家族を対象として包括的に支援を行う仕組みに出会い、本人の見え方や感じ方を尊重する考え方に感銘を受けた。「ある現場で『自閉症の人にも言えば分かる』という考えを聞いたときにショックを受けた。治すや分からせるのではなく、個性を尊重し、その人に適した環境を整えるという考えを広めたい」という思いを胸に活動を続け、マネジャーに任命された。
○…休日は次男のギター演奏を聴くことと、自閉症のある長男とのプラモデル作りの時間を大切にしている。「プラモデルの説明書は視覚的に工程が示され、自閉症の人にも分かりやすいんです」。我が子をはじめ、地域の障害のある人の環境を整えるため、地域の課題や組織の壁に対して積極的に飛び込んでいく姿勢から、「職場のスタッフには何にでも首を突っ込む人」と親しみを込めて言われることも。
○…支援者のあり方を「ツアーコンダクター」に例え、必要な時に必要な分だけサポートする大切さを説く。「ずっと付き添う伴走者でなく、適切な距離感を保つ存在でありたい。誰もが迷わず動ける仕組みを一丸となって作っていきたい」と、取り組みの舵取り役として前を見据えた。
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