大和 社会
公開日：2022.10.14
２施設で人命救助
市消防長が感謝状
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板鼻消防長から感謝状を受け取った三村郵便局長（上写真㊨）と小山店長（下写真㊨）
大和市消防本部（板鼻一弘消防長）は10月６日、適切な救急活動を行い、人命を救助した２施設に感謝状を贈呈した。同本部で行われた贈呈式には、大和桜ヶ丘郵便局の三村公一局長と、パチンコ店「トワーズ大和深見店１１２０」の小山直登店長が出席した。
局員が迅速対応
６月17日の昼過ぎ、同局近くの路上で歩行中の男性が突然倒れて意識を失う事案が発生した。現場に駆けつけた大和桜ヶ丘郵便局の局員が１１９番通報。ＡＥＤを準備し救急隊到着まで観察、応急処置を行うなど、迅速で的確な行動により男性は意識を回復し、一命を取りとめた。
三村局長は「局員は何とか助けようと夢中だった。男性が助かって良かった」と振り返った。
ＡＥＤを適切に操作
８月８日昼過ぎ、遊戯中の男性が突然倒れて心停止となる救急事案が発生した。従業員が１１９番通報、心肺蘇生、ＡＥＤの準備を行い、ＡＥＤのメッセージに従い電気ショックを１回実施したことにより男性は意識を回復し、一命を取りとめることができた。
小山店長は「ＡＥＤを使うのは初めてのことでとまどったが、回復してくれてうれしかった」と話した。
板鼻消防長は「迅速な対応がその後の回復度合いにも影響する。素早い対応で尊い命が救われ、感謝する」と話した。
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