古谷田力市長インタビュー
事業選択し大和を前へ
「花博」好機に経済活性も
5月3日
地域と子どもたちをつなげるために、市内各地で移動型の駄菓子販売や紙芝居などのイベントを実施する団体「〜みんなの子ども会〜ははこと」が、今年で設立3年目を迎えた。今年は新たに市内の自治会などと連携して、子ども向けのイベントを実施する。
母・子などの意味が込められている「ははこと」は2021年5月、「地域と子どもたちをつなげ、地域のみんなで育てたい」と、福田在住の山下麻子さん(=「人物風土記」で紹介)が立ち上げた。活動の想いに共感した12人のメンバーたちに支えられ、「育む・食べる・つながる」の3つをテーマに、毎月イベントを開催している。
活動の場広がる
ははことがメインの活動としているのは、移動型駄菓子屋販売だ。始まりは株式会社ハッソー(つきみ野)の駐車場で毎月第3日曜日に開かれる「つきみ野サンデーマーケット」への出店だった。「マルシェなどは大人向けの出店は多いが、子どもたちも買い物ができて楽しめる場を提供したくて」。出店を続けていくうちに地域住民にも知れ渡り、現在は駄菓子の購入や交流を目当てにマーケットを訪れる子どもたちで賑わう。
イベント時には紙芝居を行うこともあり、ははことメンバーの伝えたいことが詰まった作品を選ぶことが多いそうだ。
ほかにも南林間の「あかり食堂」とコラボしたパフェづくりイベントや、保護者向けに食の勉強会も行っている。
そういった活動が自治会や地域の諸団体にも届き、「ぜひイベントで出店してほしい」と依頼が来るようになった。山下さんは「世代を問わず、地域の方たち同士が交流するお手伝いができたら」と話し、今後も子どもたちが安心できる場所づくりを目指していく。
8月26日(土)に千本桜商店会が主催する「みんなで納涼祭」に出店予定。
(問)【携帯電話】090・8311・7501(山下さん)
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