「大和シルフィード」の2025シーズンのキャプテンに就任した 安東 麻耶さん 大和東在勤 28歳
後輩思いの頼れる支柱
○…「不安な気持ちはあるが、きちんとやり遂げて優勝したい」。大和市をホームタウンに活動する女子サッカーチーム「大和シルフィード」の新キャプテンを任された。チームの魅力について「いつも全力で明るい。丁寧にパスをつないでいくところが見どころ」と話す。「経験の浅い選手たちも思い切りプレーできるよう、支えになるキャプテンになりたい」と抱負を語る。
○…サッカーを始めたのは、2歳上の兄の影響だった。東京で生まれ、6歳の頃に父の転勤で山梨県へ。「サッカーを習っていた兄がチームを探していて、一緒についていった」ことがきっかけとなった。6年生の頃には女子チームにも所属。途中で東京に戻ったため、平日は東京で練習し、休日は両親に車で山梨まで送ってもらう日々を過ごした。「今思い返すと、本当にありがたかった」と振り返る。
○…高校でもサッカーを続けたが「思うように上達しなかった」という。「続けるか悩んでいた時、小学生の頃にお世話になった監督から山梨学院大学に女子サッカーチームができた、と連絡がきた」。サッカーを始めたゆかりある土地であり、「練習に参加して、この監督の下なら頑張れると思った」と笑顔。「原理や原則など、考えてプレーすることをきちんと教えてもらった」
○…大学卒業後に愛媛FCレディースに入団。2023年のシーズンを前に、大和シルフィードに加入した。その年、なでしこリーグ1部を戦った経験から「パス回しのスピードなど、基礎的な部分のレベルを上げたい」と語る。目指すは「2部リーグ優勝、1部昇格」。チームの良さを引き継ぎつつ「強みを伸ばし、泥臭く戦いたい。苦しい場面でも走れる選手に」と闘志を燃やす。
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