大和 人物風土記
公開日:2025.07.25
大和市社会福祉協議会の会長に就任した
濱田 和博さん
下鶴間在住 74歳
つながり広げ「笑顔」に
○…下鶴間つきみ野地区社協で18年にわたって地域福祉に関わり、地区社協の副会長、会長を歴任した。就任時には「目線を変えて市全体の福祉のために尽力していきたい」と意気込んだ。その第一歩として認知症などにより、判断能力が低下した市民が成年後見制度をどう活用できるのかを、財産管理の際など具体例を挙げながらさらに周知する。職員が働きやすい環境を整え、多様化しているニーズにも応えていく。
○…生まれも育ちも下鶴間。幼少期は諏訪神社で木登りや虫探しをする活発な子どもだった。高校では推薦されたことを機に生徒会に所属。学校行事の運営に携わり、チームワークを学んだ。「体育祭や文化祭を企画するのが楽しかった」と懐かしむ。大学を卒業と同時に父と同じ公務員として大和市役所に入庁した。「地元のためになる仕事がしたかった」と振り返る。
○…市職員として勤務する傍ら、消防団員や青少年指導員として地域の活動にも尽力。とくに地区社協では、広報部会への参加をきっかけに、多くの人とのつながりを深めた。コロナ禍で地域のつながりが希薄になる中、車椅子や妊婦体験など遊びながら福祉を学べる「こどもわんぱくピック」を実施した。「子どものころから福祉を身近に感じてもらいたい」と意義を語る。
○…日々のリフレッシュは、ピックルボールでの健康維持と3人の孫と遊ぶこと。日に日に大きく成長する孫との遊びに「体力が追い付かなくなってきた」と苦笑い。今後においては「社協の活動の見える化」を進め、多くの市民に福祉について考えてもらうことも重視する。市全体の福祉に対する意識を向上させ、「みんなが笑顔のまち」を目指していく。
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