大和 人物風土記
公開日:2025.08.29
坊の窪自治会の会長として、デジタル技術による業務の効率化を進める
家永 稔之(としゆき)さん
深見在住 43歳
デジタルでまちをつなぐ
○…これまでの自治会の運営を見て「若年層には負担ではないか」と考えていた。今年の4月に前会長から推薦を受け、坊の窪自治会の会長に着任。回覧板や自治会館の利用予約をデジタル化させた。さらに、子ども会や老人会、消防団などに声をかけ「地域団体交流会」も5月に開いた。「普段はバラバラで活動しているからこそ、お互い助け合えるように悩みなどを共有した」
○…京都府で生まれ育った。25歳のころに上京し、情報システムの運営サポートをしていたが「会社からシステムを作っていいよ、と言われた。これが楽しくて」と声を弾ませる。現在は、都内の企業でシステムの開発に携わっている。「便利を形にするということが好き」と笑顔。「作ったものが人の助けや楽しみになっていることにやりがいを感じる」
○…結婚を機に大和市へ引っ越し、5年ほど前に消防団に入団した。「子どもが家の前を通る消防車に手を振っていて。そしたら『励みになっています』と団員の方に声をかけられた」。「普段、働いている人が消防団として活動していてすごいなと思った」と振り返る。「まったく知らない土地だった」が、小学校のPTA会長も2回経験したほか、昨年には自治会の副会長を任されるなど、今ではすっかり頼られる存在だ。
○…7月末、自治会館でカラオケができる「自治カラ」を開始した。坊の窪自治会員なら誰でも予約することが可能で、すでに月の半分は利用が決まっているという。2人の子どもを育てる父として「親が働いていて家にいないというお子さんも少なくないと思う。そんな時、『自治カラ行くか』となってもらえれば」と語る。「自治会館をみんなで集まる場所にしていきたい」
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