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大和 人物風土記

公開日:2025.12.05

このほど、子ども向けのペン立て製作イベントを企画、開催した
大木 伸義さん
鶴間在勤 35歳

感謝と誇りを胸に

 ○…勤務する会社の「地域コミュニケーション活動」として、間伐材を活用したオリジナルペン立ての製作イベントを開催した。子どもたちに木材に触れてもらい、「湿気の多い日本ならではの木造建築の良さなどを次世代に伝えられたら」と企画の意図を明かす。地域への「恩返し」を念頭に開かれたイベントを通し、従業員には「社会貢献につながることを再認識してほしい」と期待を寄せる。

 ○…愛知県蒲郡市出身で、海も山もある自然豊かな環境で育った。小学1年生から兄の影響で野球を始めた。中学校受験をして、野球の環境が整った学校へ進学後も、一日中白球を追いかけた。高校に進学しても野球中心の生活は変わらなかった。練習は県内有数の厳しさだったが、そこで培われた厳しい状況でもやり抜く「意志の強さ」が、社会人としての土台になっている。「恩師の監督からは礼儀やマネジメント能力など多くのことを学ばせてもらった」と感謝する。

 ○…スポーツトレーナーになるために、専門学校に進学する予定だった。しかし、高校最後の大会で9回2アウトから逆転負け。「このままでは終われない」と大学進学を決意し、4年間野球を続けた。卒業後、26歳の時に今度は「営業の世界で自分の力を試したい」と、現在の会社に入社した。昨年の4月には、大東建託(株)大和支店の支店長に着任した。

 ○…二人の娘と妻との生活を支える大黒柱として働き、晩酌がひそかな楽しみ。「芋焼酎の銘柄や温度、炭酸の強さなどにもこだわっている」という。大和市について「非常に過ごしやすい街」と感じ、今回のような活動を通して「地域との身内のようなつながりを強固にしていきたい」と先を見据えている。

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