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海老名・座間・綾瀬 人物風土記

公開日:2012.01.01

(社)海老名青年会議所の第32代理事長を務める
松樹 俊弘さん
上今泉在住 38歳

笑顔でつなぐ市民の絆



 ○…今年のスローガンは「えびな市民家族『絆』」。サブスローガンを「笑顔あふれるえびなの創造」と掲げ、市制40周年を迎えた海老名で活動の輪を広げていく(社)海老名青年会議所(JC)の32代理事長。「海老名がひとつの家で、市民が家族のように絆を確認しあう街になるのが理想です」。人と人だけではない風土との絆も大切に、「市民家族」を自分のものにし実践する。



 ○…曹洞宗常泉院の住職。先代が若くして亡くなったため23歳で跡を継ぐことに。大学を卒業後、1年間の修行を終えた矢先の出来事だった。長男ということもあるが、寺の存続のためにも誰かが継がなければならない。檀家や周囲の人に励まされ決断。時間はそう掛からなかった。「檀家さんが父代わりになり助けてくれた。皆さんを不安にさせてはいけないし、恩返しがしたかった。根が楽天家。なるようになるだろうと」先代の葬儀で初めて袈裟を着たほど、突然、人生が動いた。



 ○…人生のテーマである「出逢い」を求めて24歳で青年会議所に入会。消防団の分団長を務めるも、もっと街の人と知り合って勉強したかった。「人のため、地域のために働く。それが私の喜びです。奉仕は双方向。互いに与え与えられるものなんです」



 ○…家に帰れば2児の父。小学校3年の息子との入浴が何よりの楽しみ。「いろいろなことを話します」と目を細める。自身は家族で出かけた記憶はほとんどない。その中でも唯一覚えているのは熱海旅行。しかし旅館に着いたとたん葬儀の電話があり、とんぼ返りすることに。「これも思い出ですね」。家族との時間を大切にしたいが多忙のあまり間々ならない。子どもたちには「またJCでしょ」。「縁あってこの職に携わることができました。笑顔はうつるといいます。海老名をそんな笑顔あふれる暖かい街にしたいです」。あふれそうな、とびっきりの笑顔が冬の日差しに輝いていた。

 

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