海老名・座間・綾瀬 人物風土記
公開日:2026.05.15
綾瀬ふるさと検定協会の2代目会長に就任した 近藤 秀敏さん 綾瀬市綾西在住 82歳
遺志を継ぎ、街を伝える
○…「綾瀬の魅力に気が付くきっかけになれば」と、第7回目の検定試験を開いた。今年2月、問題案がほぼ完成した矢先、前代表の高橋元さんが急逝。試験を前に綾瀬ふるさと検定協会の2代目会長に就いた。「元さんとの思い出は尽きない。彼がやってきたことは必ず引き継ぐ」。友の遺志を胸に、検定の灯を守り抜く覚悟だ。
○…山梨県甲府市出身。工学部の大学教授の父のもとに生まれた。「大学が遊び場。学生と鉄道模型で回路を作って遊んでいた」と話す。父を追うように工学の道に進み、大学院修了後には神奈川県内の電機メーカーに務めた。長らく携わったのは宇宙分野。国産人工衛星の設計に注力した。「自分が開発したものが空に飛んでいくことが楽しくて仕方なかった」と目を輝かせる。
○…社員寮の入居期限を迎え、新居を探す中で見つけた綾西団地。ここだと感じ、転居を決めた。「当時は分譲直後で活気があった。バスは乗客があふれるほど盛況だった」と振り返る。定年を迎えた頃、市の募集を見てまちかど特派員になった。「街の歴史や自然に触れる中で、綾瀬のことを好きになった」とほほ笑む。そんな中、特派員の仲間だった高橋元さんがふるさと検定を始めた。受検した感想は「簡単」。もっと凝った問題を作ろうと、第2回からは運営に加わった。
○…散歩が日課。季節の移ろいを感じながら約7千歩歩き、道中で見たものは翌年の試験に生かす。「遠くに富士山が見える景色が、ふるさとの甲府と重なる」と笑みを浮かべる。現在、検定協会の最大の課題は受験者の拡大。「代表をやる以上は最善を尽くす。他団体とコラボできたら面白いかも」。街と友への温かい思いを秘めながら、次なる一歩を踏み出す。
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