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海老名・座間・綾瀬 人物風土記

公開日:2026.04.24

3月19日付で座間警察署の署長に就任した 井上 健児さん 座間市入谷西在勤 57歳

  • 井上 健児さん (写真1)

街のために、一致団結

 ○…座間警察署の第35代署長に就任した。自身初の署長職に、「地域の治安の責任を担うことへの緊張もあるが、それ以上にやりがいを感じている」と真っ直ぐに語る。就任時の訓示で署員に訴えたのはチームワークの大切さ。「人員には限りがあるからこそ、部署や階級を超えて知恵を出し合う。この署のメンバーででき得る最善の仕事がしたい」と力を込める。

 ○…愛媛県宇和島市出身。自然豊かな環境の中で伸び伸びと育った。「何もないけど山や川がきれいなところで、虫や魚を捕まえて遊んでいた」とほほ笑む。高校卒業時に進路について考える際、「どうせ働くなら人のためになる仕事を」と考え、警察官だった兄を追うように警察の道へ。当時、親戚が川崎に住んでいた縁もあり、神奈川県警の門を叩いた。

 ○…第二機動隊の中隊長だった際に、東日本大震災が発生。当日中に部隊を率いて福島県相馬市に向かった。現地で見たのは、津波で壊滅した街。「想像を超える被害に言葉を失った」と振り返る。捜索中に飛び込んできた原発事故の報道。度重なる未知の事態に対応する中で、痛感したのは連携の大切さだった。「警察だけの力では限界があるが、自衛隊や地元と協力することで乗り越えられた。座間でも連携体制を作っていきたい」

 ○…息抜きはウオーキング。時間が取れる際には旧街道を歩き、歴史に思いを馳せる。「座間には寺社仏閣や湧き水が豊富だと聞いた。歩きながら、街を学びたい」と笑みを浮かべる。重点課題は事故防止。国道246号を抱える管内は、事故のリスクが高い傾向にあるという。「地道にやっていくしかない。地域の方々と一緒に『安心安全な街』を作っていきたい」。署の内外を問わず団結し、全力を尽くす。

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