海老名市飲食店組合 タクシー会社と提携 ポイント活用し街の活性化目指す
海老名・座間・綾瀬版
公開：2013年5月10日
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加盟店を示すこのステッカーが目印となる
海老名市飲食店組合（石塚浩一組合長）と国分北に本社を構える（株）ハートフルタクシー（飯田隆明代表取締役社長）がタイアップした新たなポイントサービスが今月から始まった。
今回の提携は（株）ハートフルタクシーの篠原副社長が飲酒運転の撲滅という「社会貢献」と、日頃から飲食店組合加盟店の利用客が多く利用していることから「恩返し」として「地域貢献」をすることで、「市内飲食店業界の活性化につながれば」とポイント還元を提案。年明けから本格的に動きだし、どうすれば顧客に満足してもらえるサービスが提供できるかなど試行錯誤を繰り返し実現に至った。
同社はこれまで利用者向けにポイントカードを発行しており、初乗りで１ポイント、以降１０００円で１ポイント、50ポイント貯まると１０００円分のお米券と引き換えをしてきた。
篠原副社長によると、ポイント満了によるお米券の引き換えが月に40万円からから50万円になっていることから、同社はポイント還元によって「地域経済を活性できるのでは」と考えたという。
今回の提携により、組合に加盟している飲食店で利用できる１０００円分の飲食券との引き換えも可能になり、利用者はお米券か飲食券かを選択できる。
飲食券は加盟店を表すステッカー＝写真＝の貼ってある店舗で利用が可能となり、ハートフル社側は飲食券を郵送する際に加盟飲食店のリストを添えるという。
篠原副社長は「飲酒運転の撲滅はもちろん、市内飲食店は厳しい状況が続いている。商品券を発行することで、少しでもお客様が飲食店に戻ってきて、活性化につながれば」と話していた。
また、飲食店組合の高木隆博副組合長は「不況下で個人事業主は低迷してきた。しかしこれを機に皆がんばっていることをＰＲしたい。そして海老名の飲食店に活気を取り戻し、街の活性化につなげたい」と話していた。
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