市内社家の海老名運動公園に暮らす、2頭のポニー「チョコ・エビー」「ミルク・ビーナ」とモルモットなどの小動物たち。愛らしい姿で子どもから大人まで幅広い世代に親しまれている。そんな彼らの寝床に敷き詰められている「おがくず」の一部が、実は市内工務店から寄贈されたものであることをご存じだろうか。今回寄贈している工務店のひとつ「もりたしろう工務店」(森田聡代表/市内国分北)から話を聞いた。
有料ゴミを有効活用
もりたしろう工務店が「おがくず」の寄贈を始めたのは3年前。それ以前は作業場で木材を加工する際に出るおがくず・かんなくずを、一般ごみでは廃棄できないため産廃業者に依頼し有料で処分していたが、ポニーやモルモットたちがおがくずを必要としていると聞き「ポニーたちの役に立つなら」と提供を決めた。
同社ではおがくずが袋いっぱいになると、ポニーたちの世話をしている海老名運動公園ポニー事務所に連絡し引き取りに来てもらっている。ペースは月2回ほどで、1回あたりの量はポニーの場合1回の使用分、モルモットでは4〜5回の使用分になるという。
同社は「有料ゴミを再利用してもらえるのはありがたいし、何より動物たちに役立っているのが嬉しい。地域貢献にもつながっているのでは」と話す。一方、ポニー事務所は「おがくずを寄贈してもらえるのはありがたい。これからも続けてもらえたら」と話している。
「おがくずの提供を」
ポニー事務所では工務店に対し、捨ててしまうおがくずの提供を呼び掛けている。「有料ゴミを有効に活用できるだけでなく、ポニーたちにも役立ちます」とスタッフ。
依頼・問合せは同事務所【電話】046・235・7321へ。
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