戻る

海老名・座間・綾瀬 ピックアップ(PR)

公開日:2026.01.01

神奈川県児童福祉施設駅伝大会で、初の男女連覇 「成光学園」監督に聞く
昨日より速く 強さは伴走から

  • 優勝旗に「優勝・成光学園」の帯が連なる

  • 走る成光学園の選手

  • 壁に貼られた「目標」

 横浜市で昨年11月に開かれた「県児童福祉施設駅伝大会」で、成光学園が初の男女2連覇を達成した。56回目の今回は県内児童福祉施設59チームが出場。学園は過去に連覇記録をもつ強豪だ。矢部雅文園長と2人の監督に練習の特長や、強さの秘訣は何なのか、聞いてみた。

 成光学園は相武台前駅近くにある児童養護施設。館内にある優勝旗にはすでに「優勝・成光学園」と記された帯がいくつもついていた。男子は6区、女子5区あり、小学生〜高校生でチームを組む。1区間あたり2・4Kmで、男子は昨年より58秒を削り、51分59秒で4連覇を達成。女子は昨年より40秒縮め51分49秒。2連覇し2人の区間賞を出した。

壁の目標を意識

 練習は毎年、夏休みが終わる頃に始まり、座間市役所の周りを駆けるようになる。周囲800mを3周すると1区分だ。子どもたちは夕食後の自由時間を削って走り込み、監督を含む大人も一緒に走る。中村誠監督によると「一人一人目標タイムがあり、みな昨日の自分よりも速く、とポジティブです」。中にはなかなか目標に届かず苦心する子もいるが、きまって伴走者がいて、さらに後ろにもう一人。巣立った先輩たちの姿まで。練習の大変さも達成の喜びも分かち合い、これで結果が出ないわけがない。

 女子チームは平成23年から参加し、年々少しずつ順位を上げてきた。優勝にあと一歩と迫った年は、悔しさをばねに。子どもたちから「こういう練習を加えた方がいい」とアイデアが出る。男子と同様に目標を立て、それを壁に貼って意識してきた。「なかなかタイムが縮まらない時には『ウチもそうだったよ』と先輩が声をかけてくれる雰囲気。2〜3年前には想像もつかなかった結果を出した子もいます」(山口貴子監督)。

 矢部園長は「優勝しろ」「今年も頑張れ」と言ったことは一度もないという。「駅伝が好きな子も苦手な子もいますから。何かに夢中になって好きな事で評価される、それでいい」。学園で駅伝を経験した子が巣立ち、別のスポーツで活躍することもあるという。

 練習中に時おり声をかけてくれる市民や、練習の安全のため反射板を寄贈してくれた人がいた。強さは、温かく見守られて走る環境に育てられたのかもしれない。2人の監督は「本当に恵まれている」と頷いていた。

社会福祉法人成光福祉会 成光学園

座間市緑ケ丘4丁目20−21

https://seikou-fukushikai.org/

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

海老名・座間・綾瀬 ピックアップ(PR)の新着記事

海老名・座間・綾瀬 ピックアップ(PR)の記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS