海老名市文化会館で現在開会中の「ドットアートの世界展」で4月21日、「Mr・ドットマン」こと小野浩さんのギャラリートークが開催された。
小野さんはナムコ(現バンダイナムコ)元社員で、海老名在住のピクセルアートデザイナー。かつてファミコンなどに用いられたドット絵を多数手掛け、現在もフリーランスで活躍している。
会場には古今東西の名画や花札、歌舞伎の隈取、えび〜にゃなどがドット絵に生まれ変わり並ぶ。また、タイル絵を模した大きな作品=写真上=も展示されている。
ギャラリートークではドット絵の説明や自身の経歴から始まり、「16×16マスに込めたイマジネーション」など作品についても言及。技術やグラフィックが進化する中で「なぜ制約の多いドット絵なのか」、描く際のこだわり「引き算の美学」、ナムコ時代の裏話や制作秘話などが話された。
4月30日まで開催
同展は4月30日(月・祝)まで、市文化会館1階展示コーナーで開催されている。午前10時から午後5時。入場無料。タイル絵風の作品には、インスタ映えする撮影ポイントも用意されている。
問合せは同館【電話】046・232・3231へ。
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