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海老名・座間・綾瀬 スポーツ

公開日:2019.08.30

杉久保北在住
目代(もくだい)さんが全国優勝
9年目の挑戦で初

  • 表彰式後に満面の笑みを見せる目代さん

 杉久保北在住の目代結菜さん(高校2年・16)がこのほど、新極真会が主催する「カラテドリームフェスティバル2019全国大会」(高校生女子重量級の部)で優勝した。9年連続出場を果たしており、念願の初制覇となった。

 同大会は、新極真会のオープン大会で、幼年からシニアまで2500人以上の選手が参加。全国各道場の推薦選手が出場でき、目代さんの高校生女子重量級の部門は対人で攻撃を当て合う”フルコンタクト”のトーナメント形式、21人で頂点が争われた。

 目代さんは小学1年生から新極真空手を始め、3年生から同大会に出場。これまでも2、3位と好成績を残してきたが、あと一歩のところで優勝を逃していた。前回大会で準優勝だった事から、今大会ではシード選手として参加。念願のチャンピオンに向けて、調整を行ってきた。

 本番では、「心は熱くなりながらも、頭は冷静に」を意識し、得意とする「突き」に加え修練してきた「蹴り」を武器に、連勝を重ねた。一番の山場となったのが準決勝で、試合は接戦の末、延長へ。「スタミナ不足を狙い、あえて長期戦に持ち込んだ」と試合後に話すように、この作戦が功を奏し勝利を収めた。迎えた決勝は気持ちの入った戦いで相手を圧倒し、見事栄冠を手にした。

 目代さんは「組み手の構成や新武器となる”蹴り”など、すべては意識を高く持ってきた練習が自信につながった大会だった。優勝は率直に嬉しい」と笑顔で語った。

 この大会などの実績により日本代表選手に選ばれ、9月に開催されるアジア大会に挑戦する。

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