質の高いサービスや人材育成、処遇改善などに顕著な成果をあげた優良介護事業所を選ぶ県の制度「かながわ認証」が11月2日に発表され、市内からは杉久保南の「えびな南高齢者施設」と大谷南の「特別養護老人ホーム和心(なごみ)」が選ばれた。同制度では訪問・通所・居住・入所の4部門で審査される。
通所部門で認証された「南高齢者施設」は、利用者の身体機能の向上のために、ゲーム感覚で楽しめる体操などを実践。そのほか、人材育成として「持ち上げない介護技術」や事故対応などの研修を計画的に行った実績などが評価された。浦野直子所長は「認証項目の一つひとつは、利用者のニーズだと思うので、それに応えられているのだと実感し、チームで喜んでいる。一層精進していきたい」と語った。
一方、入所部門で認証をうけた「和心」は、スタッフの働き方への配慮をはじめ、外国人の技能実習生の受け入れを実施。また、専門職とその他の業務を分業することで、プロとして全うできる環境を整えたことなどが評された。金子直浩施設長は「日頃から真面目にやってきたことが目に見える形で評価されて嬉しい。これからも先駆的な取組みを実践していきたい」と話す。
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