小田急電鉄株式会社は11月30日、海老名駅隣接地に建設中の「ロマンスカーミュージアム」の開業時期を来年4月中旬と発表した。また、ロゴマークや館内の主要コンテンツもあわせて発表された。
ロマンスカーミュージアムは、1927年の小田急線開業以来初となる屋内常設展示施設。海老名電車基地とエリア開発が進む「ViNAGARDENS」とも隣接した好立地にあり、新たな海老名のシンボルとしてにぎわいの創出が期待されている。コンセプトは「”子ども”も”大人”も楽しめる鉄道ミュージアム」。
「モハ1」展示
施設は地上2階建て。1階は歴代のロマンスカー5車種、計10車両を展示。一部車両には乗車して楽しむことができる。また、小田急線開業当時の車両である「モハ1」の展示を見ながら、歴史をショートムービーで振り返るヒストリーシアターもある。
2階は、「ジオラマ」と「キッズ」をテーマにした場を展開する。ジオラマパークでは、小田急沿線を模した国内最大級の巨大ジオラマが登場。箱根、江の島、大山などの観光地まで、「HOゲージ」を中心に再現する。ジオラマ上の列車の動きにあわせて映像やライティングなどの演出もあり、「ジオラマビューテラス」も設置される。
運転シミュレーター
キッズロマンスカーパークは子どものための遊び場で、自分だけのペーパートレインを走らせることができる。1980年から40年近く活躍したロマンスカーの実際の運転台を活用した電車運転シミュレーターなども楽しめる。
ほかにも、駅間連絡通路に面した場所には、ロマンスカーや小田急にちなんだメニューを提供するカフェがオープン。屋上には駅や車両基地を一望できるテラスが設けられる。
館内コンテンツ名はすべて仮称で、内容も今後変更となる場合がある。
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