小田急線「座間駅」東口前で小田急電鉄などが進めている座間駅前周辺リノベーション事業工事がこのほど一次工事が完了し、座間市で新たに誕生した駅前の芝生広場と昨年10月にオープンした駅前小田急マルシェII2階レンタルスペースの名称の募集を開始した。
近隣に小田急がリノベーションしたホシノタニ団地がある座間駅東口の再整備は、小田急電鉄株式会社と株式会社小田急SCディベロップメントが実施し、工事は2019年から行われた。整備で誕生した駅前広場と昨年10月に施設内に設けられたレンタルスペース(市観光協会横)の名称を市で公募している。
新たにできた駅前広場は、子どもの遊び場や地域イベントの会場としての活用が期待される。今後は定期的に移動図書館も巡回する。今年夏から秋にかけて二次工事が行われ、工事は完了する。
駅階段下の店舗には3月にカフェがオープン。店主の夏木拓郎さん(31)は「座間駅の顔ともいえる場所。居心地のよい店づくりに努めたい」と話す。店では地産地消メニューとして県内産の牛乳と卵を使用したパンケーキも提供する。
座間駅前商店振興会の内藤和美会長(59)は「人が集う場所になってほしい。イベント会場にもなるので、商店街も一緒に街の活性化について考えていきたい」と意欲を語る。広場前で営業する洋菓子店「ポエム」の安西賢一さん(47)は「広場では子どもたちが遊び、花を見て年配の方が嬉しそうにするなど良い変化を実感している。広場を起点に、街の賑わいが生まれればいい」と期待を寄せる。
5月31日まで
新たな広場とレンタルスペースの名称は、5月31日まで募集する。
応募は座間市商工観光課への郵送かFAX、メールで受け付けている。ネーミング、由来、住所、氏名、年齢、電話番号を記入すれば書式は問わない。新たな名称は小田急、市、地域の代表者らで選考し、今年秋に発表する予定。採用者には4月19日に海老名駅間に開業した小田急のロマンスカーミュージアム入場券とグッズが贈られる。(問)【電話】046・252・7604。
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