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海老名・座間・綾瀬 教育

公開日:2022.03.18

今泉小の増築校舎が完成
6年生のため、粋な対応も

  • 在校生代表と来賓でテープカットが行われた

  • 生徒がデザインしたイメージマーク

 2020年から続いていた海老名市立今泉小学校(和田修二校長)の校舎増築工事が2月10日に竣工し、3月8日に完成記念式典が開かれた。



 海老名駅周辺の開発による児童数の増加に対応するため増築された校舎は地上4階建て。特別支援級と4年生から6年生の児童が使用し、廊下を多目的スペースとして開放することで、クラスの垣根を超えた総合学習などを展開する。



 1階のオープンスペースは夜間や土日、長期休みなどに地域へ開放する。市は「新校舎の学校生活が落ち着いてから開放したい」としている。



 完成記念式典には6年生の全4クラス118人が参加。式典の司会進行は6年生から立候補した岩坂誠之助さんと富松凛愛さんが担った。



 式典では6年生の児童3人が考案したイメージマークのお披露目も行われた。マークは学校のシンボルである「ケヤキの木」をモチーフに今と小の漢字をデザインしたものになっている。



 市によると、当初の計画では4月からの新年度に合わせて使用開始を想定していたが、今泉小学校の職員から「着工から工事を見続けてきた6年生にも新校舎で学ぶ機会を設けてあげたい」との声が上がり、卒業10日前のこの日から増築校舎での授業が始まることとなった。



 伊藤文康教育長は「今の時代、これからの時代にふさわしい校舎になった」と話していた。

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