家族葬専用式場「ゆかりえ」
1日1組貸し切り。樹木葬と家族葬専用式場。海老名、綾瀬に。
綾瀬市は今年度、シニア世代にスマートフォンの操作を体験してもらうスマホ教室の開催に力を入れている。7月29日と8月8日に市内の商業施設で開いた定員35人の募集枠には180人が応募するなど、市民の関心も高い。
市によると、コロナ禍で、うつ傾向や生きがいの減少など心の状態に低下がみられる一方で、LINEなどの利用頻度が高い人ほど健康感や幸福感を感じている。この傾向は2020年度に市が実施したコロナ禍の影響下による「高齢者の実態調査」の結果から見て取れるという。
そうした社会状況を背景に綾瀬市は、シニア世代を対象にスマートフォンの利用を促し、新たな社会参加やスマホによる経済格差を解消するための新たな事業展開を模索してきた。
その取り組みとして今年度は、シニア向けのスマホ教室や相談会の開催を企画した。
ジェイコムと連携
この事業には、大和市に拠点を置く株式会社ジェイコム湘南・神奈川(原聡局長)が連携を申し出た。7月29日と8月8日の両日にはスタッフ2人が会場へ赴き、参加者にレクチャーした。
普段は使用していない人にスマホを貸与し、持っていても操作に自信のない人と一緒に、操作方法を学んだ。教材には指や音声による基本操作が集約されている地図専用アプリが使われた。
市は、来年3月末までに市内3カ所で計160人規模のスマホ教室を開くなどして、シニア世代にスマートフォンの利用を促していく考えだ。
生活豊かに
綾瀬市の古塩政由市長は「オンラインによるワクチン接種の予約やテレビ電話による交流など、高齢者のスマホの活用ニーズは高まっている。スマホを活用して豊かな生活につなげてもらいたい」としている。こうしたスマホ教室は、9月以降も市役所などでの開催が予定されている。(問)高齢介護課【電話】0467・70・5616。
|
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>