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海老名・座間・綾瀬 人物風土記

公開日:2023.01.20

一般社団法人海老名ミネルヴァAFCの代表理事を務める
石井 明さん
海老名市本郷在勤 75歳

海老名から日本一へ

 ○…海老名市や海老名商工会議所とスポーツを通じた地域振興を目的とした協定締結を機に、運営するアメフトチームの名称を「富士フイルム海老名ミネルヴァAFC」に変更した。チームは30年前にアメフト経験者と共に立ち上げたことが出発点。当時の練習場は富士ゼロックスのグラウンドの片隅だったことを思えば、「やっとここまでという感慨深いものがある」と振り返る。今後は競技普及を図りながら「海老名から日本一をめざす」と意気込む。

 ○…東京都中央区出身。身体を動かすことが好きで幼少期から高校卒業まで野球に打ち込んだ。アメフトとの出会いは大学生になってから。スタジアムジャンパーを着て防具を抱えながらキャンパスを歩く部員の姿がかっこよく映り、「モテるんじゃないかと思ってね」と笑う。現役時代は、俊足を生かしたワイドレシーバーとして活躍。「頭を使って戦略を立ててゲームをするのがアメフトの醍醐味です」と魅力を語りだしたら止まらない。

 ○…定年まで富士フイルムのグループ会社に勤務。定年後に始めたゴルフが新たな趣味で、週に1回練習場で汗を流す。熱心に取り組む一方で、腕前は「全然ダメ。飛距離がない」と頭を掻く。ピンと伸びた背筋は、体幹トレーニングとして行っている腕立て伏せと腹筋の賜物で「毎日50回」が日課という。

 ○…チームが主戦場とするXリーグは4部で構成されており、チームは現在2部に所属。昨季はトップリーグへの入れ替え戦まであと一歩だった。協定締結を機に大勢にアメフトの魅了に触れてもらおうと、5月には海老名運動公園で主催試合を行う予定だ。「チームを日本一、海老名をアメフトのメッカに」。目標へ一歩を踏み出した。

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