相鉄バス(株)など3社と海老名市が海老名駅東口〜市役所間で3月10日から自動運転EVバスの実証実験を行っている。運転士不足の解消やバス路線維持を目指した取り組みで、3月21日(金)までの平日、市民も乗車できる。
車両は先進モビリティ(株)(本社・つくば市)が開発、複数のカメラやセンサーが路上の車や歩行者を捉え、衛星の情報などを元に最高時速30Kmでを走る。完全な無人ではなく、運転士がすぐハンドル操作できる。
市役所1階には遠隔監視室も設け、走行中のカメラ画像などを運転士がチェックする。通信システムなどの構築はNTTコミュニケーションズ(株)が手掛けた。
相鉄バスでは自動運転バスの実証実験を2019年から横浜市で7回実施しているが、今回は相鉄ホールディングス(株)と包括連携協定を結ぶ海老名市が実験の場を提供した。同社の大久保忠昌社長は「複数のバスを少人数で管理する体制をどう構築するか。今後は同業他社との取り組みも研究したい」と話す。海老名市側はコミバスの自動運転化も視野に入れており「運転士不足で新規路線は難しい。労働力不足が見込まれる中、必要な取り組み」(市都市計画課)と期待を寄せる。
実験は21日までの平日午前9時から午後3時に10便ほどが運行。予約は市ホームページ掲載の予約サイトで。乗車は無料。(問)市都市計画課【電話】046・235・9391
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