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ペット合祀墓が開所 社会福祉法人足跡の会
座間市の社会福祉法人足跡の会(溝渕信一理事長)は4月3日に、同市入谷東にペット専用の合祀墓地「縁の杜」を開所した。
同法人は2000年の設立以来、生活困窮者の助葬事業に取り組んでおり、県内自治体の依頼を受けて同市内に建立した合祀墓地「座間古霊廟」に身元不明や身寄りのない遺骨を無料、または低額で埋葬している。
単身高齢者や生活困窮者の住宅確保が孤独死や金銭トラブルなどを理由に入居を断るケースが社会課題となるなか、昨年9月には県の居住支援法人に指定され、住宅確保要配慮者の遺品整理などでセーフティネットの役割も担っている。
ペットの遺骨については明確な法律がなく、多くの自治体が保管や埋葬などで悩んでいる。ペット専用の合祀墓地は助葬事業に取り組むなかで、県内自治体から開所を要望する声が寄せられていたという。
溝渕代表は、「故人にとってペットは愛情を注いだ家族の一員だったはず。適切な場所に安置したいと考えた」と話す。同法人ではペットの埋葬は故人と同様に、無料または低額で実施するとしている。
座間市は市民や団体などと連携して地域課題を解決する「共創」によるまちづくりを進めている。ペット専用の合祀墓地は、共創を実現する先駆的な事例でもある。
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